転職活動の流れを把握して転職を成功させる

転職活動の流れを把握しよう

転職の活動期間は、一般的に1~3ヶ月と言われています。しかし転職活動の準備期間や活動期間は、志望する業界や個人によって大きく変わってきます。

在職中の会社の状況や志望内容によっては、退職して次の職場に就職するまで1年以上かかることもあります。

そのため転職を決意したら、まず転職活動の全体的な流れを知ることが大切です。


 情報収集は欠かせない


転職活動においてまずやるべきことは、志望する業界の情報収集です。

求人や応募条件の傾向も把握せずに退職願を提出するのは、決して利口なやり方とは言えません。また転職を成功させるには、志望企業の実情を把握しておく必要があります。他にも求人情報にある年収や待遇面も知っておくべきです。

また求人情報を探すだけが、転職サイトの利用法ではありません。転職サイトでは面接対策や転職サポートなど、無料で様々なサービスを利用することができます。

そのためどの転職サイトでどんなサービスを行っているかを把握しましょう。


 転職活動の大まかな流れ


1、転職活動の計画を立てる

2、転職サイトの研究

3、会社探し

4、求人情報への応募

5、面接

6、採用内定の通知

7、退職

8、入社手続き


 転職活動の計画を立てる


転職を決意したら、まずやるべきことは転職活動の計画を立てることです。

志望業界や職種の求人状況や、応募条件と自分のスキルを考慮して、転職の難易度を確認します。未経験の仕事など、志望内容によっては新たな資格や技能が必要になることもあります。

退職や転職活動に要する期間を計算し、在職のまま転職活動をするか、退職してから転職活動をするか、といったことも決めておくべきです。

在職のまま転職活動を行う場合は、昇格の辞退や面接のための有給休暇を確保するなどの対策が必要。

また退職してから転職活動を行う場合は、失業に備えた経済面の対策が必要です。


 転職活動計画のポイント


1、転職の目的や自分の希望を明確にし、志望内容を決定します。
  本当に転職をすべきかどうかを、もう一度見直しましょう。

2、キャリアの棚卸しを行います。志望分野で役立つ知識や経験、
  自分の長所やアピールできる内容をリストアップしましょう。

3、志望業界や職種の求人状況を確認して、転職時期を考えます。
  退職の期間なども視野に入れ、転職の手順を計画します。


 転職サイトの利用方法


インターネットで求人状況や中途採用のニーズを調べると、転職活動の計画を立てるのに役立ちます。

転職サイトには無料の「適職診断」や「年収査定」、「相談コーナー」などのサービスがあるので、これを利用すると転職活動に有効です。

また退職願を出してすぐに転職活動に入る場合は、志望分野の求人数がある程度存在するかを確認しましょう。求人状況は各転職サイトで確認することができます。


 転職サイトの研究


インターネットの転職サイトを利用すれば、効率的な転職活動ができます。

ただ現在ではたくさんの転職サイトがネット上に存在し、その種類も様々です。ただ転職サイトを大きく分類すると、直接応募型と間接応募型に分類できます。

それぞれの転職サイトの違いと特徴を、簡単に紹介しておきます。


 直接応募型の転職サイト


転職サイトから自分で求人情報を探し、応募できるサイトです。サイト上に求人情報が豊富に掲載されています。一般的な転職サイトがこれに該当します。

書類審査では応募書類に書かれた経歴や職歴のみで評価されるので、工夫して書く必要があります。また複数の企業に一括応募できるなど便利な機能を備えています。

サイト例:キャリコネ


 間接応募型の転職サイト


転職コンサルタントが求人の紹介や情報提供してくれるだけでなく、応募企業に対して面接日の設定や待遇交渉まで代行してくれます。人材紹介(人材バンク)型の転職サイトです。

プロのコンサルタントが応募者と企業を仲介し、完全無料で転職活動をサポートしてくれるので、一人で転職活動を行う直接型よりも有利で楽な転職活動を行えます。

サイト例:doda


 会社探し


転職活動の計画を立てたら、いよいよ会社探しです。転職先に求める条件は、採用基準や応募資格とのバランスが大切。高望みしすぎると採用されにくいので注意してください。

求人広告には特有の表現も少なくありません。うっかりしていると就職後の待遇に大きな差が生じることもあります。求人欄にはしっかりと目を通しましょう。

求人情報をたくさん見ることで、自分の長所や弱点も見えてきます。

それに基づいて、履歴書や職務経歴書など応募書類の下書きを行ってください。


 会社探しのポイント



1、仕事の内容や待遇、勤務環境など、転職先に求める条件を明確にする。
  優先順位や譲れない部分をはっきりさせる。

2、自分の希望条件を元に幾つかの転職・求人サイトを確認。
  求人募集の中から自分の希望に合う会社を絞り込みます。

3、履歴書や職務経歴書など応募書類の下書きを行います。
  相手にいい印象を与える応募写真も撮影しましょう。


 転職サイトの利用方法


未経験分野への転職をする場合は、業界の動向や会社の評判、財務状況を確認することも重要です。業界の知人がいない場合は、インターネットで情報収集します。

会社のホームページやインターネット上の情報を集めるのは転職活動の基本です。インターネットの掲示板や検索エンジンに会社名を入力して情報を集めましょう。


 転職求人への応募


転職サイトで志望企業を絞り込んだら、いよいよ求人募集に応募します。

在職中で即時の入社はできないが大丈夫か、キャリアはあるが応募条件にある資格を保有していないが問題ないか、といった疑問は前もって確認しておきましょう。

問い合わせのメールや電話も選考の対象になると思って、丁寧に行ってください。

また求人への応募書類は、送付前に必ず再確認しましょう。転職サイトから複数の求人に応募する際も、雑にならずに一社一社心を込めて応募します。

複数の求人に応募する時は、同じ書類ではなくそれぞれに応募書類を作成したいところです。


 求人応募のポイント


1、転職サイトで求人情報を見つけたら、素早く対応しましょう。

2、求人情報の内容に不明な点や疑問があれば、応募前に確認を。
  電話やメールで問い合わせる際は、マナーに注意して下さい。

3、転職サイトから複数の求人に応募する際も、丁寧に行うこと。
  求人企業ごとに応募書類を見直すことも忘れずに。


 転職サイトの利用方法


転職サイトから複数の求人に応募する際は、情報が混乱しないようにしましょう。

特に面接日程の調整は大切です。転職サイトには整理用のファイルがあるので、求人広告や応募書類などアプローチ内容を保存しておくと後々の転職活動に便利です。

面接に備え、地図や路線情報の確認もしておきましょう。


 転職活動の面接対策


転職活動における最大の難関が、面接です。当たり前ですが、遅刻は厳禁。少なくとも約束時間の5~10分前には、受付をしてもらいましょう。

面接の直前に応募書類に目を通し、何を書いたか確かめておくことも大切です。また集団面接や筆記試験、実技試験の準備も忘れずにやっておきましょう。

面接が終わったら、すぐに礼状を出しておくと好印象を与えられます。

また面接での質疑応答の内容、会社の印象などをメモしておくと、不採用だった場合の問題点を見つけるヒントになるし、次の転職活動に役立てることもできます。


 面接対策のポイント


1、定番の質問や弱点を突く質問の答えは、事前に用意しておく。
  会社に確認しておきたい事柄なども前もって整理しましょう。

2、面接までに応募先企業の商品やサービスを利用してみる。
  店舗を見学するなど、情報収集しておくと面接に役立つ。

3、敬語や基本動作に誤りがないかもチェックしておきましょう。
  また身だしなみや持ち物についても配慮が必要です。


 転職サイトの利用方法


転職活動の面接では、ビジネスマナーやコミュニケーション力が採否を決することも少なくありません。そのため面接対策は、転職活動で大きな鍵を握ります。

転職サイトによっては無料で面接対策を行ってくれるサービスもあります。面接に自身のない人は、転職サイトを利用して面接対策を行っておくと効果的です。


 採用内定の通知をもらったら


採否の通知時期は会社によって違いますが、近年は選考が長引いて遅くなることもあります。そのため面接後に選考結果の出る時期を確認しておくといいでしょう。

通知が郵送やメールなら、一両日中に受領連絡をしてください。

電話の場合は相手の名前や受けた日時をメモし、就業規則や雇用契約書を送ってもらいます。入社辞退をする場合は、なるべく早く応募先企業に伝えましょう。


 採用内定通知のポイント



1、電話による内定通知の場合も、入社諾否の返事はすぐに
  する必要はありません。じっくり考えて返事をしよう。

2、転職活動の事情により入社諾否の返事を待ってもらう場合、
  期限を区切ってお願いします。通常は2~3日程度です。

3、入社の返事をする前に、勤務条件や待遇を確認すること。
  できるなら口頭ではなく、書面を交わした方がいいです。


 転職サイトの利用方法


雇用契約をする際、法律で会社は労働条件を書面で明示しなければなりません。給与の具体的な金額などが決まってない場合は、話し合って決める必要があります。

うっかり聞きそびれて不明確なまま入社の承諾をすると、トラブルの元です。

給与や待遇など交渉が苦手だという人は、転職サイトのサービスを利用するといいです。転職サイトによっては専門のコンサルタントが給与、待遇、入社日まで全て代行して交渉してくれます。

通常これらのサービスは無料で利用できます。


 退職の方法


退職をスムーズにできるかどうかは、転職活動では非常に重要です。退職の意思を最初に伝える相手は直属の上司で、同僚には退職することを安易に口外しない。

後任者の有無に関わらず、引き継ぎは必要。仕事の内容をまとめたノートを作成しておくと親切でしょう。

退職日には会社の資料や書類、備品などを返却します。情報の持ち出しはしない。退職当日は早めに出勤して机やロッカーの掃除をします。

受け取る書類の確認も忘れないようにしましょう。

在職のまま転職活動をするか、退職してから転職活動をするかは、個人の判断に委ねられます。退職や転職活動に要する期間を計算し、有利な方を決めてください。


 退職のポイント


1、退職に関する就業規則や慣例を前もって確認する。
  仕事の状況も考慮し、ゆとりを持って退職時期を決める。

2、退職の意思を直属の上司に伝え、退職日の日程を相談。
  日程が決まったら、その日付を明記した退職願を提出。

3、担当業務の整理や引き継ぎが問題なく行われるよう努力。
  予定した退職日に退職できるように心がける。


 転職サイトの利用方法


転職サイトには、よく退職の手順や注意点が書かれています。退職について不明な点があれば、転職サイトで確認するという方法もあります。

失業給付を受ける場合は、ハローワークでの手続きが必要です。また年末調整や年金保険手続きについても確認しましょう。


 入社手続きの注意点


既に前の職場を退職している場合は、採用内定後すぐに出社を求められます。

入社手続きはスムーズに行ってください。提出書類は会社ごとに異なりますが、事前に基本書類を準備し、身元保証人になってくれる人を用意しておきましょう。

入社日まで時間がある場合は、主力商品の名称や品番ごとの特徴、主要取引先の企業名など、仕事で必要になる基本的な知識を習得しておくと新しい仕事に馴染みやすいです。


 入社手続きのポイント


1、労働契約書や就業規則など、転職先からの書類に目を通す。
  不明な点や疑問があれば確認をする。

2、身元保証書や健康診断書など、入社に必要な書類は早く用意。
  できるだけ速やかに会社に提出する。

3、初出勤は早めに出社するのが常識。
  出社時刻や服装規定など前もって確認しておく。


 転職サイトの利用方法


入社手続きの際の必要書類は会社によって様々ですが、身元保証書や業務上の秘密保持の誓約書などがあります。指定書式がない場合は自分で調べて書き上げます。

転職サイトによってはマニュアルが用意されていたり、無料でコンサルタントのアドバイスをもらえるので、転職サイトを活用するとスムーズに処理できます。