職務経歴書の正しい書き方が分からない! 勤務状況や勤務先で異なる表現

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職務経歴書の正しい書き方が分からない! 勤務状況や勤務先で異なる表現

転職サイトから求人企業に応募する際、応募フォームを作成します。

応募フォームとは履歴書と職務経歴書を組み合わせたようなもので、求人企業によっては1次選考の書類にも使われる重要なデータとなります。

特に応募フォームの職務経歴欄は、選考のカナメと言えるものです。

中途採用の場合、これまでのキャリアが選考で重視されます。

しかし職務内容は、経験してきたことを詳しく書くだけではいけません。求人企業ごとに書き方を変えていくことが転職成功の鍵となります。

キャリアの長い人、短い人、職歴にブランクのある人、職歴が豊富な人、それぞれに注意したい書き方があります。

また勤務先によって表現が微妙に異なったり、出向や雇用形態の変更がある場合にも書き方に気をつける必要があります。ほんの小さなミスで、転職の成功が遠のくことがあります。

職務経歴書の書き方をもう一度チェックしてください。


 職務経歴書の正しい書き方


職務経歴を書く際、書き方が分からないケースもあるかもしれません。

例えば関連会社に出向した場合や在職中に雇用形態が変わった場合、派遣社員として複数の会社に勤めていた場合、長期休暇を取った場合……etc

そのような場合は、以下を参考にしてください。


 関連会社に出向・転籍となった場合


これは配属異動と同じ扱いにします。事実関係が正確に伝わるように、職務内容欄に「出向」「転籍」として記述した方がいいです。


 在職中に雇用形態が変わった場合


これも配属異動と同じ扱いです。年月と共に変更の内容を記入します。その際「精励を評価され」「正社員登用試験に合格」など理由を添えるといいです。


 在職中に社名が変わった場合


業務が大きく変わった場合以外は、社名変更の時期や理由を述べる必要はありません。入社時の社名を記入し、横にカッコ付きで現在の社名を添えます。


 長期休暇を取った場合


休暇期間が1年未満で元の職場に復帰した場合は、特に書く必要はありません。しかし志望企業にとって何らかの意味を持つケースは書く必要があります。

また育児休暇中に在宅勤務した場合は、仕事と育児の両立ができるアピールになります。


 派遣社員として複数の会社に勤務した場合


会社名の欄には、派遣元として派遣会社名を記入します。そして職務内容欄に各派遣先を書くという形になります。配属異動の場合と同じ形式です。

ただ派遣先企業ごとに、派遣期間と担当業務を添える必要があります。多数の派遣先で働いた場合は、「5社で勤務」とまとめて書いてもOKです。


 勤務先によって異なる入・退社の表現


職務経歴を書く場合、勤務先で表現の仕方が異なる場合があります。

公務員や病院勤務、フリーランス、会社の経営などをしていた経験がある場合は、職務経歴を記入する際に表現の違いに注意してください。


 公務員として働いていた場合


民間の会社ではないので、「入社」ではなく「奉職」と書きます。また定年退職以外の場合は、「辞職」と表現します。

例「吉本市役所に奉職」「一身上の都合により辞職」


 病院や個人の事業所で働いていた場合


こちらも会社ではないので、「勤務」と表現します。

例「健康病院に勤務」「一身上の都合により退職」


 家業の手伝いをしていた場合


家業の場合でも法人登録をしている場合は「入社」と表現します。しかしそれ以外の場合は「従事」と書きます。

例「飲食店経営(家業)に従事」「一身上の都合により退職」


 個人で事業(フリーランス)をしていた場合


個人経営やフリーランスの業務委託の場合は「開業/閉鎖」を使います。

例「PC入力受託代理店を開業」「一身上の都合により閉鎖」


 会社を興して経営していた場合


会社を設立・経営していた場合は「設立/解散・整理」と表現します。

例「はなや株式会社(雑貨販売)を設立」「一身上の都合により解散」

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